自己・学校関係者評価   結果公表シート
1.本園の教育目標
「笑顔いっぱい 夢いっぱい みんな仲良し 元気な子」を教育目標として、幼児に適切な環境を与え、心身の調和をはかり、人間形成の 基礎を培う教育を行っている。
◎本園では、めざす幼児像として次の3項目を掲げている。
 1.丈夫な体と強い心をもった子ども
 2.素直で優しく思いやりのある子ども
 3.主体的で創造性のある子ども
2.本年度、重点的に取り組む目標・計画
令和4年度
学校法人大橋学園 豊里幼稚園
3.評価項目および取り組み状況
コロナ禍、3年目を迎えた本年は一昨年と昨年度の園行事や園活動の取り組みを参考にして、さらに改善を図ってきた。例えば、行事や園活動、保育参観などは、時間を工夫して取り組んだ。その結果、子どもの成長は、例年と変わらず見られた。子どもたちの感染防止の意識が芽生え、教職員の共通理解が十分に図られたことと、保護者理解と協力(保護者の二年間の経験が基になっている)が昨年以上に得れたことが成果として表れ、充実した園活動や園行事を行うことができた。保護者の多くの方から園に対しての感謝のお言葉をいただいているコロナ禍で改善と工夫された内容を次年度以降も継続を願う保護者も多くいた。
評 価 項 目 取り組み状況
幼児への安心・安全な園行事のあり方を考え、安全対策の強化を行う。 一昨年からのオミクロン株による幼児への感染拡大を防ぐ為、昼食や預かりのおやつ中のパーテーション使用、清掃と除菌等、登園時より預かり園児が帰るまで、全教職員で連携し、注意を払った。また、2学期にはバスに園児置き去りの等、世間を震撼させる事件があり、送迎バス安全管理マニュアルの見直しと徹底、バスドライバーと添乗者のチェックシート記入、9:30までに登園していない園児の保護者へ確認電話連絡をし、安全対策についての研修を行い、事故を未然に防ぐ対策を講じた。


大阪市子育て相談事業や大阪府のキンダーカウンセラー事業を活用し、教員の質の向上をはかるとともに子どもたちにとって、園生活を楽しめる環境を整える。



毎月のキンダーカウンセリングは、年々教員の学びの積み重ねで、自信をもって、一人ひとりの子どもに向き合うことが出来ている。また、保護者の信条に寄り添えるようになり、一緒に子どもへの関わり方を考え、信頼関係を結ぶことができている。継続的にカウンセリングを受けている方も多く、例年以上に、毎月のカウンセリングの相談枠も埋まっており、核家族化の社会ではあるが、相談できる所ができ、保護者の信頼も得ている。年3回の教員研修は、歳児における子どもの育ちについて学ぶとともに、玩具の選び方や配置など、具体的にアドバイスいただき、実践したところ、子どもたちが遊びに没頭し、楽しく仲間づくりできるように変わってきた。トラブルによる喧嘩や怪我が減った。
地域と連携しながら、安心安全な園づくりに取り組む。 警察や消防と連携しながら、防犯や防災についての意識を高めることができた。避難訓練後に、水消火器を使い、教員とともに子どもたちも消火訓練を体験した。実際に水消火器を使い体験できたことでより、火に対する意識を高めることができた。また、消防員の方のお話をお聞きし、訓練の大切さを毎年知ることができ、避難訓練も年々子どもの身についてきている実感がある。また、警察署にも園周辺で不審者や困ったこと、駐輪駐車に対する相談など、親身に受け止めて頂き、安心安全な園づくりにつながっている。保護者や教職員の駐輪場の増加と保護者駐車場の工事を春休みに予定している。来園する保護者から「自転車が置きやすくなった」等の喜びの声が届いている。園周辺の道路も見通しがよくなり、交通安全の意識も高まった。
保護者と連携を密にし、園運営の参画の意識を高めてもらう。 園行事等にはアンケートを実施し、行事の振り返りに保護者の意見を取り入れた。アンケート結果は全教職員が回覧し、次の行事に還元できる方法を考え、保護者のニーズに応えられるよう、話し合いを持っている。行事の前には改良点を示し,保護者や子どもたちが楽しくく安全に過ごせるようにプリントを配付している。また、働いている方等のご要望で、園行事の写真申込をWEBで行うことも取り入れた。来園することが減り、自宅でゆっくり閲覧できると好評である。
今年度は、コロナ禍、3年目を迎え、園が安心、安全な園運営と園活動を二年間積み上げた教職員の団結と保護者の理解を得ながら進めていたので、一定の評価ができる。昨年の成果と反省をもとに、内容の改善・日時や場所の工夫などを図ったことは子どもたちの達成感や成就感、さらに意欲、関心を高める結果となった。また、コロナ禍で培った改善や工夫(例えば入園式、運動会、バザー“お楽しみ会”、リズム会、発表会など)を次年度に活かしてほしい。
6.学校関係者評価委員会の意見

     
 令和5年3月30日更新






課 題 具体的な取り組み方法
コロナ禍明け後の園行事として、カリキュラムの見直しを行い、様々な経験ができる保育を目指す。  引き続き、新型コロナウイルス感染症拡大防止に努める中、園児が様々な経験を積めるように、カリキュラムを精査していく。一昨年からの対策をふまえた上で、より豊かな園生活を送ることができるよう、話し合いを持ち、園児や保護者に負担がかからない楽しい園行事にしていきたい。
「安心・安全」な保育の提供の為、さらなる取り組みの充実を図る。 コロナ禍明けとなり、マスク着用を求めないことにしている。今後、春休みやゴールデンウィーク後の感染拡大が起こらないか、まだ不安であるが、安心・安全な保育の提供ができるように、掃除や換気、密にならない等の基本を徹底していく。情報収集をしていく中、柔軟に対応していきたい。また、バス送迎や保護者送迎に対しても置き去り、無断欠席のないよう、保護者や教職員と連携を密にし、子どもたちの安全を確保していきたい。
保護者ニーズを知るとともに、より積極的に情報公開を行う。 保護者アンケートや保護者会、懇談等でご意見ご要望を知り、園としての取り組みを情報公開していく。コロナ禍明け後の園行事や保護者会主催の行事など、意見交換をしながら、活気あるものとしていきたい。
4.学校園評価の具体的な目標や計画の総合的な評価結果
本年度は子どもたちが園生活を楽しめる環境を整えながら、カリキュラムの見直しをしていくことを重点とする。
5.今後の課題